令和元年度 庄和高校は、生徒一人一人が自分の中にあるワクワクや可能性を育てていきます。

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埼玉県立庄和高等学校
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平成31年度

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校長日誌 H28~

校長日誌 H28~
123
2019/03/23

修了式講話

| by 校長
平成30年度修了式で以下の内容を話しました。

 卒業式があり、その後進路講演会や先輩による進路体験談がありました。その話を理解し、よく考えてくれた結果であると思うが、この1週間で、朝の登校の様子が変わりました。「おはようございます」と言いながら、頭をちょこんと下げる生徒が増えた。増えたというよりほとんどの生徒がそうしてくれている。礼儀とか、互いの尊敬とか、そのようなことを考えてくれたのですね、うれしい変化です。

 さて、今日は2つの話をします。

 まず一つ目です。インターネットの記事で「飛行機から飛び降りる。パラシュートをつけていても、背中にリュックサックを背負っていても、怪我したり命を落としたりする確率は変わらない」という記事を見つけました。どう思いますか?「まさか?そんなわけないでしょ!」皆さんも同じですよね。その記事を読んでいくと、アメリカのハーバード大学が研究した。その内容は世界的に有名な医学誌BMJ(ブリティッシュ メディカル ジャーナル)(英国医師会雑誌、世界5大雑誌の一つ)に掲載された。ここまでくると、本当なのか?でもそんなはずない。わけがわからなくなる。そこで、私はPCで検索。「BMJ、ハーバード」、ありましたその記事が。201812月に確かに発表されていました。参加者はランダムに2つのグループに分けられ、片方には飛行機から「パラシュートをつけて」飛び降りるように、もう片方には「単なるリュックサックを担いで」飛び降りるようにお願いした。飛び降りた後、地面に衝突して何が起きたか?研究者がそれぞれのグループで「死亡」や「大けが」になった人がどのくらいいたかを調べました。

 普通に考えると「そりゃパラシュートをつけていた人のほうが安全でしょう!ていうかリュックサックの人たち大丈夫なの?」と思いますよね。種明かし。「飛行機は飛んでいなかった」のです。地上に止まった小型飛行機から飛び降りたのなら、パラシュートをつけていようがいまいが、ケガはしませんよね。 「なんだよ!」ですよね。

 実は、この記事「前提条件が大事です」という論文の一部だったんです。条件が変われば結果も変わるので研究者はそこをしっかりやってくれ。大切なのは、「えっ?どうして?」と思ったことに対して、どう反応するか。「えっと思っても、そのままスルーする」「えっと思ったまま何となく過ごす」「自分で調べる」様々な行動が考えられますよね。

もう一つ。

 世界遺産マイスターと呼ばれる人がいます。世界遺産と認定されている総数は世界に1000を超えている。世界遺産マイスターという方は、世界遺産のことは何でも知っている人です。13歳の少年がそのマイスターになった。ある時、テレビで、1000を超える世界遺産の中には、どうしてこれが世界遺産と思うようなものや、つまらないものもあるでしょうとインタビューされていたが、その少年はそんなものはありません。一見つまらなそうに見えても、その歴史や経緯を調べてみると、意外に面白いことがたくさん出てくるのです。世界遺産には「どうやって作ったか」今でも解明されていないところもたくさんあるのですよ。それを調べていくと歴史だったり、作られたときにどんな人がどんなふうに関わっていたのか、ということがわかり面白いです。と答えていた。富士山には世界遺産に登録された2013年に父と初めて登山しましたが、すごい数の登山者と同時に多くのごみを目にした。どうしてごみが多いのだろう、捨てていくのかなぁ?観光と環境保全を、どうすればできるか考えているそうです。

 話の聞き方、ものの考え方で人生は大きく変わります。話を聞いたら、自分はどう考えるか、自分はどう行動したらよいか、そこをいつも考えることが大切です。

 イチローが現役引退をしました。記者が「悔いや思い残したことはありますか」と質問しましたが、イチローは「あれだけの雰囲気にしてもらって、悔いなどあるわけがないじゃないですか」と答えていました。4月から学年が一つ上がります。悔いを残さない、やり残すことがないような1年間を過ごしてほしいと思います。

 *「これは・・・・・です、このように考え行動してください」と断定的に言い切るような話ではなく、生徒に考えさせるような話を心がけています。話をする側としては、少しモヤモヤした感があります。聞いている生徒もそうでしょう。でもそこで考えることが大切だと思っています。2学期からこれを繰り返しています。人の話を聞いて何が言いたくて、何が大事なのか、自分はどう考えて行動していったらよいのだろうか。講話後に生徒の書いた文章を読ませてもらうと成長のあとがわかります。頑張れ庄和高生!

 本校では、講演会などの後には、「その話を聞いて自分はどう思ったのか」を書くようにしています。今日は、「2つの話の共通点は何か、それについて自分の考えを接続詞を使って2つの文で書きなさい」というのが課題です。生徒が何を考えてくれたか、書いてくれた文章を読むのが楽しみです。


15:57
2019/03/13

卒業式 式辞

| by 校長

3月12日に挙行いたしました卒業証書授与式での校長式辞です。

 一雨ごとに温かさをまし、春の息吹が感じられる今日の佳き日に、公私ご多用にもかかわらず、PTA会長 鈴木理恵子 様をはじめ、多くのご来賓の皆様、そして保護者の皆様のご臨席を賜り、埼玉県立庄和高等学校第37回卒業証書授与式をかくも盛大に挙行できますことは、私たち職員にとりましてもこの上ない喜びであり、皆様に厚く御礼を申し上げます。

 保護者の皆様には、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。また、この間、本校に寄せられました多大なご支援に対し、学校を代表して深く感謝を申し上げます

 第37期生、186名の皆さん、卒業おめでとうございます。入学式から、早いもので三年がたち、皆さんの足跡をたどってみると、まず、生活習慣の確立に目を見張るものがありました。

今では99%の生徒が始業前の10分間を有効に活用し学習に励んでいます。先生が板書し、皆さんがノートに書きとる授業は少なくなり、一つの難しい問題を数人の知恵を集めて答えを導き出し、その根拠を説明できるようになりました。パワーポイントで作った資料を見せながら、社会人のようにプレゼンテーションをすることもできます。原稿を見ていても途中でつかえたり、後ろにいると聞こえないぐらいの小さな声で発表する姿は3年生になるとなくなり、クラスや全校生徒の前で、原稿を見ずに、自分の言葉で説明する皆さんがいました。今年始めた「探究活動」では、地域の課題を考え、駅前商店街や市役所、警察署に自ら出向いて話を聞き、アンケートを取り、街角でインタビューして解決の知恵を出し合いました。商店街のマップを作るための資金を文化祭のバザーで作り出したり、農作業を手伝いながらこの地域の課題を地域の方々と一緒に考えていく、たくましい皆さんになりました。進路でも「簡単に行けてしまうところ」ではなく、「困難は伴うが自分が行きたい進路」へ、多くの生徒が勇気をもって挑戦するなど、皆さんは大きく成長した姿を見せてくれました。

 今日は晴れの卒業式、喜ばしいはずなのに、何か寂しい気持ちです。

 さて、昨年話題になった「君たちはどう生きるか」という本を、皆さんは読んだでしょうか。本の中にはこんな一節があります。主人公と同じクラスの友人が3日学校を欠席しました。休んだ友人の様子を見に行った主人公は、家の手伝いをする友人を見つけます。お父さんは資金繰りに駆け回り、その間友人は家業である豆腐屋で、油揚げをあげていたのでした。主人公は何の不自由もなく学校に通い勉強できる自分の環境に感謝しなければいけないと思うと同時に、友人の着物にできた、たくさんの油のシミや服の油の臭いが家業の助けをしている、尊いものだということに、初めて気づかされたというのです。人の値打ちとは何でしょう、「貧困」「勇気」「学問」に人としてどう向き合い、「あなたはどう生きますか」ということが問われた本でした。

 昨今は「人生100年時代が到来する」とよく耳にしますが、これは年齢や経験をベースにする「生涯安定した日本型雇用」からの変化を意味しています。実力次第で道が開きやすくなる一方、自分の付加価値がどれくらいあるのか、それが問われ続ける時代に皆さんは生きていくことになります。食文化にも変化が見られます。一斤400円する食パンに長蛇の列ができたり、通常の倍の値段がする野菜がすぐ売り切れ、1kg100万円する塩にも買い手がついているそうです。甘くおいしい野菜は、農業では「してはいけない」とされた、塩水を作物に与えることで生まれました。様々な濃度を試行錯誤してやっとたどり着いた結果だそうです。台風によって畑が海水をかぶり農作物が壊滅する話をよく聞きますので、大変な努力だったと想像できます。

 バッテリーやその他の部品の研究が進み、小さくて薄くて軽いスマートフォンが開発されました。本体は小さいままで画面を大きくしたいと、今度は「折りたたみ式」のスマートフォンも開発されています。2学期の始業式で話をした台湾のタピオカミルクティーとプラスチックストロー。代替品として金属や竹、木製のストローが作られ始めています。味や食感、環境への配慮、機能など付加価値のついたものが求められ、それを作り出せる人が評価されています。

 世の中の仕事は、スマートフォンの開発のような華やかなものもあれば、先ほどの本にあるような地道なものもあります。世の中には無名だけれど黙々と仕事に取り組む方も多くおられます。脚光を浴びるような仕事ではないかもしれませんが、本当はそういう方たちが世の中を支えているのかも知れません。

 どのような仕事に就くかは、一人ひとりの皆さんが自分で考えなければいけないことですが、何かを疑問に思い、考え、解決策を見つけていく力。探究活動で経験した発想、解決までの努力、その力が問われている時代になりました。スマートフォンという小さな道具の中で、アプリを使いこなして便利に生きているつもりでも、それは誰かが作った「魔法」の世界を見ているにすぎません。そんなことで満足してはいけません。単純作業を得意とするAIが「解なし」としたことにこそ、力を発揮してください。学問を日常生活に活かし、論理的に考え、物事を比較したり関連付けたりして、地道な仕事の中にも新しいアイデアを取り込み、輝く未来社会を作り出してほしいと思います。

 これからの人生を懸命に生きていく皆さんですが、世の中には志半ばで生涯を閉じなければならない人もおりました。東日本大震災から8年がたち、大川小学校で難を逃れた、あの時の小学6年生が今年成人式を迎えました。「人の役にたちたい」と、心の底から湧き上がる決意を述べていました。その後も、熊本地震、広島土砂災害、北海道胆振地震があり、多くの尊い命が奪われました。私たちは何と幸せなことでしょう。様々な人と巡り合い、笑い、懸命に努力できることは、当たりまえのようですが、本当に幸せなことだと思います。そのことに感謝しなければなりません。

 これからの社会では様々な人と出会い、協力しながら仕事をし、共に人生を歩んでいくことになります。人と人が共に生きる基本、それは互いに尊敬する気持ちを持つことです。年齢や人生経験、社会的立場が違っていても、言葉遣い、お辞儀、話し方、気遣い、それを示すことが大切です。皆さんは社会に出れば新しく仲間に加わる若者です。「おはようございます」と頭を下げると同時に「よろしくお願いします」の言葉を添えてください。尊敬しあう関係が、そこから始まります。

 卒業生の皆さん、どんな世界でも、どんな物語でも、苦悩する主人公が立ち上がれば、その物語は必ず続いていきます。どこまでも続いていきます。決してあきらめてはいけません。身に着けた力と感謝、互いに尊敬する気持ちをもって様々なことに挑戦し、くじけそうになっても何度でも立ち上がり、付加価値の時代を力強く歩んでください。皆さんの活躍を祈ります。

 保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。すばらしい生徒たちでした。

 在学中の努力を認める「優良生徒」や「皆勤賞」の表彰をいたしましたが、あと1日で皆勤を逃してしまった生徒、誰よりも掃除をきちんとした生徒、小テストで満点を取り続けた生徒、朝練習をやり通した生徒、ボランティアに励んだ生徒など、表彰されない生徒の中にも優秀な生徒がたくさんおります。表彰状はありませんが、一人ひとりの心の中には「自分の頑張ってきたこと」がきっとあることでしょう。自分への表彰状を心の中に持ち続け、それを励みに、これからの人生を歩んでくれることと思います。

 ご多用の中、ご臨席いただきましたご来賓の皆様、そして、どんな時でも力になってくださった多くの保護者のみなさまに改めて感謝を申し上げ式辞といたします。
12:39
2019/01/08

3学期始業式校長講話

| by 校長
3学期の始業式で以下の話をしました。
 新年あけましておめでとうございます。今年は天気も良かったのでよいお正月を過ごし、また決意新たに新年を迎えたことと思います。これからの学校生活頑張ってほしいと思います。2学期の終業式では「考えること」や「推論すること」の大切さについて話をしました。今日は3人のスポーツ選手の話をします。自分の生活のヒントにしてください。

 まずは、2018年、大ブレイクした選手の一人、テニスの大坂なおみ選手です。201710月、大坂選手はインタビューで、「テニスについては自分に厳しすぎるって指摘されます。試合中、もっといいプレーが出来たのに、ってイライラしてしまうのです。」と自身の弱点について語っています。完璧主義で自分に厳しい性格が災いし、些細なミスに端を発して試合中に内面から崩れていってしまう、そんな光景を何度も経験したそうです。完璧主義は心の浮き沈みが激しく、感情的に不安定で、心の中に不安や恐怖を抱えています。未来の夢を描くだけで現実を疎かにするので、なかなか成長していくことができません。以前こんなこともありました、最終セットで勝利まであと2ポイントのところで逆転されたのです。ポイントが取れない焦り、いつもと同じようにできないかもしれないというネガティブな気持ちなどが彼女を支配し、コート上でミスを重ね、目をうるませながらサービスを打っていたのです。「メンタルの弱さ」を、彼女は自身で語っていました。2017年末に新たに就任したコーチは、「物事をそんなに難しく考えることはない」とポジティブシンキングを推進し、練習時から明るい雰囲気づくりに尽力してきたのだそうです。20181月の全豪オープン開催中も、大坂選手は完璧主義・ネガティブ思考からの脱却を目指していることを明らかにしていました。コーチは「
少しだけど、前向きになると約束したじゃないか‥、大丈夫。キミならできる。キミならできる。」と何度も何度も彼女に言って聞かせたのでした。

それから8ヶ月、メンタル面での劇的な成長を実現させて迎えた全米オープンの決勝戦。大坂選手のテニスはサービスエースやスーパーショットを連発するパーフェクトなものでした。しかし相手選手の調子が上がってくるとストロークがアウトしたり、ネットしたりし始めました。焦りが出てきた証拠です。額にしわをよせ、奥歯をかみしめようとしていた彼女。しかしこのときはいつもと違っていました。眉の筋肉を緩め、少しあごを上げたかと思うと、口角を上に引き上げ笑顔を作ろうとしたのです。これは自分の弱い心との闘いに勝った瞬間だったのでしょう。「前回の自分より少しだけ成長している。」「実力がついている!!」と小さな、あまりにも小さすぎるかもしれない成長を自分自身で感じることに成功したのです。そして大坂なおみ時代の到来を予感させる、グランドスラムでの初優勝をつかみ取りました。

 

 

 一方、メジャーリーグのイチロー選手は、理想とするプレーや理想とする選手像のイメージを持っています。そして、それを追求するため、一つ一つのプレーや日々の鍛錬で妥協を許しません。その姿勢はまさに「完璧主義者」です。ストイックなトレーニングをしています。スポーツ選手として、キャリア全体を通して、ひいては人生を終えるまで完璧を目指しているようです。「一生をかけて完璧を目指す」そんなところが、尊敬に値する人物だと言われているのでしょう。イチローは、シーズン中の休日も必ず球場などでトレーニングすることで知られています。キャンプインしてからシーズンを終えるまで、1日たりともオフはないという。自分の中で限界が見えたときにもう少し頑張れるかどうか」。彼はそれを大切にしている。またルーティンを大切にする。毎朝のカレー(今はやめているらしい、カレーが脳の活性化に役立つ、食べ物を変えると体調に影響が出るという理由)、ストレッチ、ウェイトトレーニング、試合後の道具磨き,マッサージ。彼は、失敗した時の言い訳の材料となり得るものを排除していくのが物事の準備というものだ。

 また、このような言葉も残しています。「少しずつ前に進んでいるという感覚は、人間としてすごく大事です、夢を掴むことというのは一気には出来ません。夢は大きく、でも目標は手が届くところにということでしょうか、小さなことを積み重ねることでいつの日か信じられないような力を出せるようになっていきます。」

 

 

 2007年から2012年にかけてフィギュアスケートの世界選手権や五輪で金メダルなどを獲得した高橋大輔さんが、201410月、ソチ五輪の1カ月後、膝の状態が悪く、世界選手権を欠場しそのまま現役引退を表明した。現役時代は、緊張感の中での演技。「(いい演技を)できるかできないか。その緊張感がたまらない」とよく言っていた。

2012年からの2年間、故障が重なり、自分のパフォーマンスができなくなっていた。後輩が伸びてきて抜かされるようにもなった。勝ちたいのに勝てない。精神的にきつくてスケートが嫌になっていた。まだ現役を続けたいという自分に気づいていたけれど、頑張りたくても頑張れない自分がいるのもわかっていた」と引退を発表。引退後4年、ニューヨークに留学し、アイスショーなど新しい挑戦や慣れないリポーターの仕事もした。しかし、試合の緊張感にはかなわない。現役復帰を考えたきっかけは、たび重なるけがでかつて跳べていたジャンプが跳べないのに観衆を総立ちにさせた選手や、銀行でフルタイムで働きながらキャリアを続ける選手を見て、世界で勝てないなら選手をやめた方がいいと思っていたが、それぞれの目標、戦い方もあるんだなと気づいた」。2018年高橋選手は4年間、スケートと距離を置いたことで、自分の軸はスケートということが見えてきた。「4年間のブランクを取り戻すのは想像以上に難しいと思いますが、もう一度、体をいじめ、鍛え直し、引退前に感じることができなかった『やり切った』と思える演技をしたいと思っています」と現役復帰を発表し、自分で決めた現役復帰だから全てに前向き」と語った。そして、リハビリを開始した。筋力トレーニングをして筋力を回復し、ジャンプも1回転から始めた。自分で料理まで始めた。スープで豊富に野菜をとり、肉を焼き、ごはんを炊き、あと野菜を使った料理を1品つけるだけ。味付けに失敗することもあるが、外食や出前ばかりだったときに比べて体重は34キロ、体脂肪も45%は下がった」トレーニングが進んでいくとひざに痛みが出たり、肉離れも経験した。今はスケートが楽しい。スケートを滑っているときの自分が一番生き生きしていると感じている。楽しすぎて罪悪感を感じるほど。こんなに楽しいのは10年ぶりくらい。滑ることができる限り、最高のパフォーマンスをいろんな場所で見せていきたい」。201812月全日本選手権で2位に入り、日本スケート連盟からは代表入りの打診を受けたものの「世界と戦う覚悟が持ちきれなかった」と言う。今後については「今日の演技がすごく悔しかった。もうちょっとできるはずだという自分が出てきている。競技人生はすっきり終わりたい」と話した。

 

 庄和高校では、探究活動や行事の企画や運営など、新しい挑戦の機会がたくさんあります。私たちも確実に成長をモノにできるように考え行動したいものです。3人のアスリートの考え方はそれぞれが違うのか、あるいは同じなのか。自分の生活や人生にヒントになることはあるのか、そうした観点で考えてほしい。2019年が一人一人にとって素晴らしい年になることを願っています。

 


10:44
2018/12/26

2学期終業式校長講話

| by 校長
以下の内容で話をしました。

 庄和高校は今年から探究活動を始めました。探究活動は、それぞれの学年の大きなテーマから自分たちが疑問に思うことに対して何らかの解決をしてもらおうというものです。結果はどうだったでしょうか、3年生は地域を活性化するのはどうしたらよいかという大きなテーマが与えられ、庄和地域の少子高齢化や増える遊休農地、交通事故等の現状を検討し「駅前の商店街が賑わうようにするにはどうすれば良いか」「安心・安全な街にするにはどうしたらよいか」など「「問いを立てることができました。」先日の発表を見ても大変すばらしく、これはみなさんの大きな進歩だと考えています。

 2年生は台湾に修学旅行に行きました。その後アンケート調査をした時に、こんなコメントをした生徒がいました。「台湾では電車の優先席が空いていても若者や健康な人は座らない。そこは空席であることが多い」。きっと、日本では「お年寄りが来たら席をあけるつもりなのかもしれないが、若者や健康な人が優先席に座っている」ということに疑問を持ったのでしょう。素晴らしい着眼点だと思います。

 私も台湾で疑問に思ったことがありました。タピオカミルクティーを初めて飲んだときのことです。タピオカを吸い上げるあの太いストローはプラチックではないですか。世界では海洋汚染を防ぐためにプラスチックストローをなくそうとしているのに・・・、どうなってしまうのだろう。隣に2学年の先生がいたので聞いてみました。先生は、ほんの少し考えて、「あの太さを紙で作るのは難しいし、そうですね、再生できる物質で作るしかないのではないですか、例えばトウモロコシを原料にして・・・」と話してくれました。なるほど・・。できるかどうかわかりません、でも「こうすればこうなるのではないか」という発想が思い浮かんだのですね。これから様々なことを調べたり、実際に作ってみたりしながら、「こうすればこうなるのではないか」が「こうすればこうなる」に変わるのです。

 しかし、みんなの探究活動は「こうすればこうなるはずだ」という推論が弱い。そこが残念だった。日本の優先席に疑問を持った生徒も、問いや解決策を発信していったら、日本中のみんなが考えてくれるかもしれない。海外から観光にきた方々が、日本は本当に親切な国だと思ってくれるかもしれない。

 同じようことで、「日本人ドライバーは信号がない横断歩道で止まらない。海外では止まることが当たり前になっているのに、そのつもりで東京オリンピックの観戦に来たら危ないから、いっそのこと海外から来る人に、日本では信号のない横断歩道で車は止まりませんから注意してください。と広報した方がいいのではないか。」という投書があった。

 この一人の問いかけを、千葉県は受け止め、広報誌や街頭キャンペーンを通じて広報活動をして車に信号機がなくても横断歩道で止まってもらおうとしました。「みんなに知ってもらえれば、車は止まるようになる。」と考えたからです。千葉県は警察と一緒になって広報しました。しかし効果を上げることはできませんでした。その結果を分析して、千葉県はまた考えました。「キャッチコピーを作ろう、そうすれば運転者はこのことを覚えてくれるだろう、覚えてくれれば広報の効果もあがるはずだ。」と。その名は「ゼブラ・ストップ作戦」。①前方をよく見て早めに横断歩道に気づく(ゼ)②ブレーキをかけて減速し、歩行者がいれば一時停止する(ブ)③ライトを夜間に早めにつけ、ハイビームを有効活用して確実に歩行者を認識する(ラ)――の三つを呼びかける。横断歩道のシマウマ模様にもかけて命名した。県が作った啓発ポスターを行政機関の掲示板などに貼り、運送会社やタクシー会社に配って注意を促している。小学校や老人クラブの交通安全教室でもお知らせしている。「ゼブラ・ストップの歌」も作ったそうです。キャンペーンは始まったばかり、どのような結果になるのか興味深いです。

 そしてもう一つ、水泳の池江選手(18歳)、一時記録が全く伸びない時期があって、どうすれば記録を出せるか悩んだそうです。ビデオを見たりコーチに話を聞いたり、様々な分析をした結果、キックが弱いことに気づきました。「キックが強くなればもっと速くなるはずだ」と考え、彼女はプログラムを組み練習しました。その結果記録をどんどん更新していき、世界のトップで戦えるようになりました。しかし、彼女の中では何か納得できないものがあったといいます。それは自分には勝てない相手(ショーストロム選手)がいるということでした。なぜ勝てないか考えたのですね。でもわからなかった。そこで「世界一のショーストロム選手と一緒に練習して自分と差があるところが何なのかつかもう」と考えました。そして「実際に隣で泳いでその選手に勝つことができれば、たとえ練習であっても、それは大きな自信になる、競技会でも力になる」とも考えたそうです。そしてそれを合同合宿というカタチで実行しました。これも結果が楽しみです。

 「こうすればこうなるはずだ」を考え、実行することは、大きな成果へつながります。

 皆さんも始めた探究活動。これが課題で、それをこんなふうにして行動すれば、課題は解決されていく。「こうすれば、こうなるはずだ」と考えて、何度かやってみる。こういうことを繰り返せば、きっと君たちの探究活動は誇れる財産になる。はずだ」と私は考えています。しかし時間が不足するので、2回目を繰り返せない。残念です。

勉強も同じ、定期考査前も「こうすればこうなるはずだ」が必ずある。朝学習も同じ「こうすればこうなるはずだ」学校生活も「こうすればこうなるはずだ」部活動も「こうすればこうなるはずだ」がある。「こうすればこうなるはずだ」を考え実行していくと目標は達成されていく。それぞれの「こうすればこうなるはずだ」は何だろう。その答えと実行を期待しています。


13:30
2018/09/03

2学期始業式講話

| by 校長

2学期始業式で以下の話をいたしました。

 ただ今表彰をしました「空手道」「男子バスケットボール」、素晴らしい活躍でした。真剣勝負を経験できたことは他にかえることができない貴重な経験です。きっと得るものも大きいものがあったことと思います。今後の活躍を期待します。バドミントン部は校内合宿中の朝の散歩で側溝に落ちてしまった老人を助けてくれました。当たり前のことかもしれませんが、うれしいことです。ありがとう。勉強や進路、部活動に励む多くの生徒がいたこともうれしく思います。また、暑い日が多かった今年の夏休みでしたが、こうしてみんなが元気な姿で登校してくれたこともうれしいことです。

 私は、高体連のサッカー専門部長をしていますので、毎年夏休みにはインターハイの試合を見に行きます。今年の開催地は三重県でした。三重県には、伊勢神宮があります。少し時間があったので行ってきました。伊勢神宮には年配の方もたくさんお参りに行かれる。駅から伊勢神宮に向かう道の交差点には、日陰になる部分に椅子がおいてある。一つ二つの交差点ではない。年配の方が参拝で通るであろう道に置いてある。地元の方の気配りがうれしいですね。暑い中に歩く人は何に苦労するのだろう、こうしたら相手の方は少し暑さをしのいでくれるだろうか、きっと、そんなことを考えているんだと思います。1学期末、誰かが幸せになるみんなの行動って何だろう、それを考え実行して欲しいと話をした。一つでもできただろうか、やろうとしただろうか。

 これをやったらどうだろう、これをやったら、相手の人はどう思うだろう、これを言ったら相手の人はどう思うだろう、でも言わなくちゃいけない・・、じゃあ言い方を変えて、こう言ったらどう感じるだろう・・、そこまで考えて話をしたり、行動してほしい。周りの人が笑顔になれる言動を実行する2学期にして欲しい。そういう大人になって欲しいと思います。

 さて、今日は「出会い」について話しをします。人生が変わる「出会い」が3つある。1つは「人との出会い。」2つめは「チャンスとの出会い。」3つは「言葉との出会い」です。この3つの出会いで、人生は変わっていきます。今日は「人との出会い」について話をします。

 人は「出会う人」で変わります。人生が決まると言っても言い過ぎではありません。誰と出会い、誰と一緒に過ごすのか考えなければいけません。「よくない人と出会い、一緒にいれば」きっと「よくない人生になっていく」残念だが、私たち教員は嫌という程経験しているから、おそらく真実に近いものがあるのでしょう。

 自分の人生を素晴らしいものにしてくれる人と出会うためにどうするか。まずは、自分を磨かないといい出会いはありません。自分の意識を高くもたないと、将来をめざす意識の高い人とは出会えません。自分を磨くことです。自分を磨かず「いい友だちがいない」「一生付き合える人がいない」と言うのは傲慢です。自分を磨かなければ、いい出会いは訪れないのです。

 人から何かをもらうことばかり考えている人は、よい人に出会いません。自分のことだけ考えている人には誰も協力しないものです。良い人に出会うためには、まずは相手に与えることです。自分の知恵や力を分け与えることです。そうして初めて、相手は何かしてあげようと思うのです。先に与えることができる人、これが良い人に出会うことになります。素晴らしい人に出会い、素晴らしい人生を送って欲しいと思います。頑張ってください。


10:34
2018/07/20

1学期終業式講話

| by 校長
本日は体育館が暑かったので、終業式の校長講話は主旨だけ伝えました。下記を印刷し、担任から一言添えて配布してもらいました。

印刷物の内容は以下のとおりです。

 良いこともあったし、悪いこともあった1学期でした。

 朝の登校時間が以前に比べて早くなりました。5分ぐらい早くなったでしょうか。必死に努力する部活動も増えました。補習に参加する生徒も多くなりました。夏休みの小学校の赤ペン先生ボランティアも昨年度より参加者が増えました。保育園のボランティアも始まり生徒の応募がありました。朝正門に立っていますが、生徒会に加えて各クラスの風紀委員も立ってくれることが多くなりました。みんなのあいさつは、お辞儀をする生徒、おはようございますと大きな声を出してくれる生徒様々ですが、ある風紀委員は「あいさつを返してくれない時が悲しい」と言っていました。あいさつは「先手必勝」。2学期は登校する生徒から先に「おはようございます」と言ってくれるのを期待しています。「探究活動」が始まりました。真剣に考える生徒の姿が印象的です。3年生には、この地域のことを考えてもらっています。どうしたら活気のある町、住みよい街になるのか、高校生らしいアイデアを期待しています。

 一方、悪いこともありました。外部の方から様々なことをご指導いただく場面があります。先日自転車の乗り方についてご連絡をいただきました。自転車の急な飛び出しで危うく事故を起こしそうになったということでした。しかもその時に、本校生徒は自分の行動を素直に「申し訳なかった」と言えなかったそうです。「素直さ」は大切。人の話の真意を聞き、謙虚に素直に答えられる大人になって欲しい、残念です。その人は近隣の方、本校の変化を感じていらっしゃる。登校時間が早くなったことも、服装がきちんとしたことも、あいさつできるようになってきたことも、こうしたことが当たり前にできるようになったことを喜んでくれていました。それだけに残念だったと話してくれました。ありがたいことじゃないですか、応援してくれる方々がいること、がんばりましょう。自分が悪いことをしたら、素直にあやまろう、そこから出直せばいい。

 世の中も何かおかしいと感じることがあります。大型トラックや観光バス、それより小さな宅配トラックやゴミ収集車などでは、「バックします、ご注意ください」「左へ曲がります、ご注意ください」といった音声と警告音が流れることがありますが、以前と比べて、この音声をあまり聞かなくなったと新聞に書いてありました。「音がうるさい」というクレームがあったからだそうです。危険を回避しようと始めたことなのに、一方ではその音がうるさいと言う。事故があったら、どうして音を出さなかったのか、と言われそうです。また、知人らと自宅でバーベキューをしていた女性につかみかかって押し倒し、首や腹部に打撲を負わせた疑いがあるという事件も起きました。警察の調べでは、隣人女性とは以前から騒音問題などでトラブルがあったそうで、女性が自宅から道路にはみ出してバーベキューをしていたことに、我慢の限界がきたと話しているといいます。暴力以外に解決の方法がなかったのでしょうか。電車が遅れたときに「駅員に詰め寄る」鉄道利用客も増えていると聞いたこともあります。アルバイトの女性が手を滑らせ、男性の服に飲み物をこぼしてしまった際、「どうしてくれるんだ、クリーニング代を出せ、店長を呼べ!」と大激怒する。こうした瞬間に人間性が現れます。駅員もアルバイトも、客に言い返すことができません。それをわかって「なじる」行為は、もはや客の横暴ではないかと思うくらいです。そんな「弱き者への横暴」を目にした人は、二度とその人を信用しなくなります。ネットショップの店長たちもクレーマーに悩んでいるようです。顔が見えないネットショップだからこそ横暴な顧客が現れるのでしょうか。

 車いすの方が電車に乗り降りするとき、あらかじめ待ち構えた駅員がお手伝いしている光景をよく見かけます。「どうして近くにいる人々が手助けしないのだろうか」、私も手伝うことがあまりないので偉そうなことは言えませんが、手伝いを駅員任せにせず、周りにいる人が助ければよいのではないか、その方がずっと優しい社会になるのではないかと思うのです。ほとんどの人はスマートフォンをいじっているのですから、車いすやベビーカーの乗り降りを手伝うぐらい、手間なことではないような気がします。

 私がまだ小さかったころ、あちこちに小さなお店が軒を並べる商店街がありました。そこで人々は客であると同時に、お店の店主でもありました。どこかの店で横暴な振る舞いをしようものなら、すぐさま自分の店でやり返されます。反対によき振る舞いもまた自分のお店に返ってきます。数十年前には、そんな「お互いさま」の空気がありました。そんな「お互いさま」で助け合う空気がだんだん薄れています。

 ロシアワールドカップでのGK川島選手のミスは記憶に新しいところです。新聞やSNSではこれでもかというぐらい厳しい評価を下されました。「ミスした者をこれでもかと叩きのめす悪しき風潮が蔓延しているこの国で、子どもらに本当に見てほしいのはチームスポーツで仲間が苦しんでいる時いかに助け合えるか、そして1人の選手が批判や重圧から逃げずに立ち向かう姿勢です。」とDFの吉田選手が言っていました。

 弱い立場の人にやさしく振る舞う「大人の態度」は必ずや人々を明るくする力になります。「お互いさま」の精神を取り戻す一歩は、「振る舞い」を見直すことからはじまります。改善されたこともたくさんありましたが、人として大切なことは何なのか、そのことを私は生徒の皆さんに伝えていたのだろうか。そんなことを考えさせられた1学期でした。この夏休み、皆さんも時間がある時にゆっくり考えてみてはどうでしょう。さあ、あなたの振る舞いは誰を笑顔にするのでしょう。あなたのどのような振る舞いで人は笑顔になるのでしょう。今年の夏休みは暑い夏休みになりそうです。体調を管理しながら、有意義に過ごしてください。多くの人が笑顔になれる2学期になってくれることを期待しています。


15:14
2018/04/09

入学式式辞

| by 校長
平成30年度 第39回入学式で以下のことを話しましたのでお読みください。

 あたたかい風にのって新たな生命が躍動し、木々の芽吹く若葉にも春を感じる今日の佳き日、PTA会長 塩野目静子 様、本校卒業生でもあります埼玉県議会議員 白土幸仁(ゆきひと)様、春日部警察署庄和駐在所 井口裕貴 様、学校評議員 貝塚順一 様、をはじめ、PTA、後援会の皆様と多数の保護者の皆様のご臨席を賜り、平成三十年度入学式が、このように盛大に挙行できますことは、私たち教職員にとりましても、この上ない喜びであり、皆様に厚く御礼を申し上げます。

 ただ今入学を許可いたしました203名の新入生の皆さん。入学おめでとうございます。皆さんの入学を、心から歓迎いたします。また、今日までさまざまなご苦労を重ね、深い愛情をもってお子様を育ててこられました保護者の皆様に敬意を表するとともに、晴れの日を迎えられましたことを、心からお祝い申し上げます。

 本校は、春日部市や周辺地域の方々から多大なご支援・ご協力をいただき、地元に信頼され、愛される学校として、大切に育てていただいております。一つのチームのような団結と思いやりにあふれた校風のもと、一人一人が夢の実現に向けて努力できる学校です。庄和高生として、その生活をスタートさせる皆さんですが、一人ひとりの努力によって今があると同時に、ご家族、先生方など、多くの方々のご支援があって、ここまで成長したのだということを決して忘れてはいけません。長い間、深い愛情を注いでくれた方々への感謝と、今日の感激を忘れることなく一層努力することがみなさんの責務であることを、チーム庄和の一員として、改めて胸に刻んでいただきたいと思います。 

 高校は学習と集団活動を通して自己形成を行うところです。人は自らが「やる」と決意したことに対しては、苦しくても気持ちをコントロールし、困難に打ち勝っていくことができます。生き方を学び、自分の将来を考え、夢や希望の実現に向けて大きく歩みだせる高校生活に、そして「自らが努力する」と意志を決められる人になってください。

 社会ではAIの進化が私たちの将来にどう影響するのか、それが話題になる時があります。スマートフォンが10年前にはなかったように、3年後、5年度、10年後、皆さんが働き始めるころに社会はどうなっているのでしょうか。たくさんのことが自動化され、今、人が行っている仕事の多くを人工知能が代わりに行っていることに疑いの余地はありません。人が情報を学習させることでAIの機能が向上し、キーワードを検索する量も結果をアウトプット速さも増してきます。しかし、AIは映画でみるような自分で考え進化する人工知能ではありません。皆さんが持っているスマートフォンに「おいしいイタリアンレストランはどこですか」と聞けば、お店がリストアップされます。しかし「おいしくないイタリアンレストランはどこですか」と聞いても不思議なことに同じ店がリストアップされます。このことでもわかるように、AIは問われている意味を正しく理解し解答できるレベルまで進化していません。社会には単純で定型的な仕事から、複雑で多くのものや人と連携しなければできない仕事まで多種多様です。形がきまった単純な仕事をAIが代行する。おそらくこれは間違いありません。みなさんは形が決まったことを確実に実行できることに加え、問われていることの意味を正しく理解し、多くの人と協力したり、知恵を出し合ったりしながら、形も決まっていない、答えだって一つではない課題を解決できる力を身につけなければなりません。本校ではその力を身につけられるようプログラムが組まれていますので、努力してその力を自分のものにしてください。

 受検という厳しい経験をしたみなさんは、様々な勉強法を試行錯誤し、自分で考え、自分のやり方にたどり着き、できる喜びや目標を達成する喜びを味わいました。その中で、真剣さの中にこそ真の楽しさがあることにも、皆さんは気づいているはずです。高校生活でも、自分で考えること、挑戦すること、そして自らが行動を起こし、真剣にやることの楽しさを是非味わって欲しいと思います。

 足元には見えないスタートラインがあります。そして少し先にはたくさんの扉があります。力の限り走ってきたみなさんは、夢につながる扉の前にたどり着きました。どこに通じているのか、何が待っているのかわかりませんが、扉をノックし、扉を開けてトライし、自分の可能性を広げてください。扉を開けば、見たこともないワクワクする世界が広がり、夢に向かう道がはっきりします。立ち止まってしまう時もあるでしょうが、友が、家族が、先生が、そして未来がそばにあります。どんなに苦しくても、どんなに心細くても、挑戦するみなさんに追い風は必ず吹きます。ゴールを目指すランナーのように人生を力強く走っていきましょう。私たちは、環境を整え、互いに信頼できる関係を築き支援いたします。それが私たちの仕事です。責任を持ってやり遂げたいと思います。皆さんは、挑戦し、あきらめることなく、努力をしてください。挑戦と努力の継続が、ここ庄和高校に入学した皆さんのやるべきことです。

 そして、ご家族の皆様にお願いがございます。ご家庭が、夢や希望に向かって努力を続けますお子様の、心を休め、エネルギーを蓄えられる場所になりますよう、ご協力をお願い申し上げます。また、ご承知のとおり、高校の三年間は、伸び盛りの時期であるとともに、悩み、つまずくことも多い大変多感な年頃でもあります。お子様にとって、保護者やご家族の皆様が、一番の応援団でいてくれることは何にもまして、心強いに違いありません。時には厳しく叱責することや、陰からそっと見守ることしかできない時があるかもしれませんが、本校での三年間、お子様の成長に寄り添ってくださることをお願いいたします。

 私どもは、本日、お預かりいたしましたお子様ひとりひとりを大切にすることはもちろん、それぞれに応じた丁寧な指導を行ってまいります。そして3年後には、社会で必要とされる資質を身につけたお子様を、胸を張って送り出し、保護者の皆様にお返しすることをお約束いたします。私たちはより一層研鑽を重ね、愛情をもって全力で取り組んでいく覚悟でございます。

 保護者のみなさまとともに力を合わせ、「チーム庄和」の一員となった新入生一人一人の成長を支援し続けてまいりますので、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 結びに、新入生の健やかな成長と、ご来賓ならびに保護者のみなさまのご多幸をお祈り申し上げ、式辞といたします。
15:29
2018/04/09

始業式講話

| by 校長
平成30年度1学期始業式で、下記の話をしましたのでお読みください。

 おはようございます。正門でのあいさつも大きくなってきました。体育館への集合も良くなり、「並びなさい」の司会の先生の声は必要なくなりました。続けて欲しいと思います。

 新しい学年がはじまりました。それぞれが進級し、様々な決意をしている生徒が多いと思います。それぞれが101%努力し、それを実現できる1年にして欲しい。

 私は、昨年度末の3月に話をした3つのことを実現する。

1 「モラル」のある学校に、ルールは最小限、思いやりも気遣いも溢れる学校

2 様々なことを自分事として考える生徒、もっと主体的に活動する生徒であふれて欲しい、そしてその主体的活動をこの地域の活性化につなげ、学校づくりにも生かしたい

3 クラス、学年、学校全ての生徒同士、生徒と教員、もっと団結して欲しい

 

 一つになろう チーム庄和。

 それを実現するために101%の努力をする1年にしたい。頑張りましょう。

 

11:05
2018/03/23

修了式講話

| by 校長
本日の修了式で、以下の話をしました。

 今日は表彰が2つありました。英検2級合格、部活動で頑張っている生徒が東部地区の選抜選手に選ばれた、うれしいですね。また今日の体育館への集合、司会者が「並びなさい、静かにしなさい」と言わなくても整然と並んでくれた。これもうれしいことです。昨日はリクルートの方からお話があった。自分事として考えてくれたでしょうか、それを言葉や文字にして残してくれたでしょうか、妄想した35歳の自分に向って日々生活して欲しい。「自分軸」という話もありました。それも大事にして欲しい。

 さて、今年度の終わりに当たり、考えて欲しいことがあります。

 世の中には「モラル」というものがある、言葉は聞いたことがあるはずです。「モラル」とは、人として守るべき道や善悪の判断基準のこと。たとえば「他人に迷惑をかけない」、「嫌な思いをさせない」といったようなことです。大災害にあった時に略奪などの混乱が起きず、助け合っていることについて 、外国のメディアは日本人の驚嘆すべきモラルとして報じました。素晴らしいことだと思います。

 女性には申し訳ない例の出し方ですが、たとえば「電車の中の化粧について」が問われることがあります。「ちょっとねぇ」という人と「誰かに迷惑かけている訳じゃないからいいじゃない」という人がいます。物事の善し悪しである「モラル」の判断基準に微妙な差が生じている一例です。「これは相手にとって迷惑だろう」とか「これは嫌がられるだろう」という感覚、価値観が、その人が育った環境や経験等によって少しずつ異なっているからです。電車内のように不特定多数の人が存在する公共の場では、相手が不快に思ったり、嫌がるであろう行為を慎むことも「モラル」であるはずです。そこには他人への「思いやり」や「気遣い」というものも入ってくる。それを含めて「モラル」なのかなと思います。

 一方「モラル」だけでは実際の生活では解決できないこともあります。たとえば、住んでいる所のゴミだしです。日時、出す場所、分別などを決めないとうまくいかない。そこで「ルール」が作られる。多くの人が快適に暮らせるように、「モラル」より細かく具体的に「人が行動する上での約束事、決め事」を決めていく。それがルールです。守ってもらわなければ困るので当然罰則もある。細かく決めれば決めるほど、良い、ダメがはっきりするので、罰則を巡って争いは起きないですが、それでは、画一的になってしまう。みんな違う面をもっているのに、全部一緒にしなさい、は何か違うような気がします。たとえば朝7時からゴミを出すことと決められているのに6時45には仕事に行かなければいけない、という人がいたら、これは「仕方ないですね、わかりました」となります、代わりにその人がゴミネットを出しますからという申し出になるかもしれない。違う人が私も仕事がと言って了解された、でもその人がパジャマ姿でゴミを出しに来たら、ちょっと違うでしょと思いますよね。みんなが気持ちよく生活できるようにルールを決めるが、現実にはどうしたらよいだろうという場面に出くわす時があります。その場合、理由がきちんと説明できれば、いわゆる「特例」で、認めるということになります。人が生きていくうえで「気遣い」とか「思いやり」も大事なことだと話しましたが、そう考えると「特例」も認めていい部分があります。度を越してしまうと「おかしい」話になります。国会で話題になっている「森友問題」。約9億の土地が約8億値引きされて約1億で売却された。「どうして」って思います。土地売買のルールから外れているのでしょうが、そこにちゃんとした理由があればそれでいい、でもそうでなければ「モラル」に反することなのでしょう。中にはルールを知りながら、ルールを守らない人がいます。このような悪意のあるモラルの欠如は、集団生活の秩序を乱し、豊かな暮らしを阻害するものとなります。また、普段はルールを守っているものの、「たまたま」とか「うっかり」といった言い訳をして「今日だけはいいか」とルールを破ってしまう人もいます。普段はしっかりとした「モラル」を持って行動している人も、ちょっとした気持ちの変化で違う行動をとる場合がある、「自分さえ良ければいいや」とか「人が見ていなければ大丈夫」ということも、やはり結果として集団生活の秩序を乱します。

 こうして考えていくと、人はそれぞれ違うし、様々な面を持っているので、一律にルールどおりにいかないこともある、「ルールから外れることについて」特例を認めることがあるのはわかってくれるでしょうが、そこは学校もみんなも、場合場合をしっかり考えなければいけないことです。ここで問題なのが「特例を自分に都合よく解釈して、あの場合が認められるのだから自分にも適用して」という人がいることです。「自分に都合よくルールを解釈して正当な理由なしに特例を求めるのは自分勝手な「モラル違反」、そんな「モラル」に反する人の言い分は到底聞けないものです。ルールを守ってもらいたいので罰則を強化する学校にはなりたくないし、罰則を受けるのが嫌だからやらないなんてことにならないでほしい。正当な理由があれば特例も、それはしょうがないよねと、みんなが気持ちよく認めてくれる学校になって欲しい。ルールは必要最低限度、モラルがある快適な学校生活、となりたいのです。

 それから、リクルートの講演にならって、妄想を。私はとっくに35歳を過ぎているので、4月からの庄和高校の妄想を。

 1 「モラル」のある学校に、ルールは最小限、思いやりも気遣いも溢れる学校

 2 様々なことを自分事として考える生徒、もっと主体的に活動する生徒であふれて欲しい、そしてその主体的活動がこの地域の活性化につながったら幸せ

 3 クラス、学年、学校全ての生徒同士、生徒と教員、もっと団結して欲しい

 4月からそんな学校生活を願っています。一つになろう チーム庄和


17:37
2018/03/13

卒業式 式辞

| by 校長

 一雨ごとに温かさをまし、季節がいよいよ春へと向かう今日の佳き日、公私ご多用にもかかわらず、PTA会長 塩野目静子 様、学校評議員 貝塚順一 様をはじめ、PTA、後援会の皆様、お世話になりました先生方、そして多数の保護者の皆様のご臨席を賜り、埼玉県立庄和高等学校第36回卒業証書授与式をかくも盛大に挙行できますことは、私たち職員にとりましてもこの上ない喜びであり、皆様に厚く御礼を申し上げます。

 保護者の皆様には、お子様のご卒業、まことにおめでとうございます。

 お子様が成長した喜びと独り立ちへの少しばかりの寂しさを、感じていらっしゃることと思います。どんな時にも力になってくださった皆様方の愛情に応え、頼もしく成長したお子様たちが、晴れの卒業の日を迎えましたこと、改めて、心よりお祝いを申し上げます。また、この間、本校に寄せられました多大なご支援に対し、学校を代表して深く感謝を申し上げます

 第36期生、192名の皆さん、卒業おめでとうございます。入学式から、早いもので三年がたちました。たくさんの苦難を乗り越え、それぞれが成長した証として、先ほどクラスの代表に卒業証書をお渡ししました。卒業証書には、まず、自分の名前が書かれてあります。世界であなただけの卒業証書です。その名前を高校生活で何度呼ばれてきたでしょうか。先ほどは、担任の先生が皆さんの名前を呼びましたが、みなさんはもう卒業です。庄和高生として名前を呼ばれるのは今日が最後となりました。次に、あなたの誕生日が書かれてあります。そこに書かれた日に、あなたは生まれ、生きてきました。今日までのことを振り返ってみてください。夜泣きをして寝付かないとき、ずっとそばであやしてくれたのは誰ですか。朝、なかなか起きられない時、起こしてくれたのは誰ですか。制服、通学バック、お弁当を用意し、病気の看病をし、忘れ物を届け、あなたの命が生まれた日から、あなたを見守ってくれた人が、いつもそばにいました。あなたにとって一番大切な人は、実は一番近くにいるのだということを忘れないでください。卒業証書の真ん中には、みなさんが高等学校の課程を修了し、卒業したということが大きく書かれてあります。そして、その日は、平成30年3月13日、今日です。人生の中でいくつかの節目というものがあります。人生は節目があるからこそ、次に成長できるのです。今日はその節目の一つです。次のステージに向かって力強く歩みだしてください。一番後ろに番号が書かれています。その番号はあなただけの番号です。庄和高校の第1回卒業生からずっと繋がっている番号です。あなたは「やさしさ」と「行動力にあふれた」庄和高校のよき伝統を受け継いだひとりなのです。HRで皆さんと苦楽を共にしてきた担任の先生に、高校生活を思い出しながら、庄和高生最後となる名前を呼ばれ、節目となる卒業証書を受け取ってください。

 本校では仲間と協力して考えを深め、課題を解決する授業が始まりました。皆さんはこのことに果敢にチャレンジしていましたが、これから自分の人生を歩んでいくみなさん一人一人に考えて欲しいことがあります。これからお話しするのは、ある大学で行われた授業の一コマです。

 一人の教授が大きな壷を取り出し教壇に置きました。その壷に、教授は、壷がいっぱいになるまで一つ一つ大きな岩を詰め、「この壷は満杯ですか?」と学生に聞きました。学生は「はい」と答えましたが、「本当にそうですか?」と言いながら、教授は教壇の下からバケツいっぱいの砂利を取り出して、壷の中に流し込み、壷を揺すりながら、岩と岩の間を砂利で埋めていきました。そしてもう一度、

「この壷は満杯ですか?」と尋ねました。沈黙する中で、ある一人の学生が「多分違うと思います」と答えました。教授は「そうだ」と笑いながら、今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出して、それを岩と砂利の隙間に流し込み、「この壷はこれでいっぱいになりましたか?」と、三度目の問いかけをしました。学生は声を揃えて、「いいえ」と答えました。そうです教授は、壷の縁までなみなみと水を注ぎました。教授は学生に「私が何を言いたいのかわかるだろうか」と最後の質問を投げかけました。一人の学生が手を挙げ、「どんなにスケジュールが厳しい時でも、何かしらの努力をすれば、空いている所に予定を入れることが可能であるように、考えれば努力できることはたくさんある、ということです。」と答えました。このことが私たちに示してくれることは果たしてそのことだけでしょうか。「大きな岩を先に入れない限り、その岩が入る隙間はだんだんと少なくなっていきます。しまいには大きな岩を入れようとしても入らなくなってしまいます」そう考えるのも大事なことではないかと私は思います。君たちの人生にとって”大きな岩”とは何でしょう、たとえば、志、夢、仕事、愛する人、家族・・、君達にとって一番大切なものです。それを最初に壷の中に入れてください。そうしないと、君達はそれを永遠に失う事になります。もし君達が小さな砂利や砂、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壷を満たしていけば、君達の人生は自分にとってさほど重要ではないもので満たされてしまいます。そして、大きな岩、つまり、自分にとって一番大切なものを入れようとした時、すでに壺は満杯で入る隙間がなくなっているのかもしれません。だから、今は自分が一番大切にしようとしているものに力を使ってください。大切なものを手に入れようとすれば、必ず困難な現実に直面しますが、その時の努力を避けていれば、それを手に入れる機会はどんどん減っていきます。このことをよく考えてください。たとえば「自由と平和」を求めたインドのガンジーは20年以上も闘い続けました。IPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授もやはり20年近い研究で大発見に至りました。こうした人たちの共通点は大事にしているものを追い求め「自分で自分をあきらめなかった」ということです。「あきらめない」ということで大きな花を咲かせたのです。赤ちゃんの時、皆さんはきっと自分で立ち上がろうと必死になったのだと思います。覚えてはいないでしょうが諦めずに何度でも!そう何度でもです!ヨチヨチしながら歩いたはずです。尻餅ついてもまた立ち上がり、歩いたはずです。諦めるということを知らないから、何度でも挑むことができたのです。オリンピックで活躍した人たちも同じです。小さいころは勝てないライバルが必ずいたようです。あきらめてしまおうかと思ったことが、きっと何度もあったはずです。でもあきらめませんでした。そしていつの日か努力を怠ったライバルを追い抜き、オリンピックの舞台に立つことができました。重圧に打ち勝ったアスリートの活躍は、日々努力することの大切さ、そして、平昌(ピョンチャン)オリンピックの団体種目での活躍は、仲間と協力することの素晴らしさを私たちに教えてくれました。人生は長く曲がりくねった道です。決して平坦でも直線でもありません。ずっと努力し続けた後に、自分の歩んだ道を振り返ってみた時、曲がりくねっているがゆえに、直線距離にすればほんのわずかな進歩でしかないこともあるでしょう。そのことに気付いて苦笑いをしたり、泣きたくなったりしながら、それでもなお歩みを止めないたくましい人間になることを願っています。

 最後にもう一つ、お伝えします。忘れないでほしい最後の最後のメッセージです。手のひらを見てください。親指、人差し指、中指、薬指、小指と並んでいます。第一指を「親指」と言います。第一指を「親」とするなら、さしずめほかの指は「子ども」なのでしょうか。軽く握って指を近づけてください。親指だけは、いつも子どもの方を向いています。子どもたちをしっかりと見続けているのが親指です。見守り続けるこの「親指」は、みなさんの親であり、学校では担任であり、プライベートでは友人でもあります。あなたがどこを見ていようと、あなたを見守っている人が必ずいるのです。辛い時、寂しい時、苦しい時、歯をくいしばり、手を見つめてください。どんなときでもあなたは一人ではないのです。必ず誰かがあなたを温かく見守っています。だから安心して、自分の大切なものを手に入れる努力を、あきらめることなく、続けてください。

 すばらしい生徒たちに出会えて、私は幸せでした。素敵な3年間をありがとう。
結びになりますが、保護者の皆様、本日はまことにおめでとうございます。すばらしい生徒たちでした。ご多用の中、ご臨席いただきましたご来賓の方々、そして、どんな時でも力になってくださった多くの保護者のみなさまに感謝を申し上げ、式辞といたします。

         平成30年3月13日 埼玉県立庄和高等学校長 林 昭雄  


 


17:08
123

校長通信2016 1月号(3)

 
校長通信 1月号(3)

                                                                                              庄和高等学校長 林 昭雄

 

 昨日と本日2日間にわたり、3年生音楽選択者による発表コンサートがありました。自由にグループを作り、合唱や楽器を演奏するなど、それぞれのグループが工夫をして授業の成果を発表するものでした。

 発表は、「リコーダーアンサンブル」「ハンドベル6重奏」「混声合唱」「合唱+サクソフォン」「ハンドベル合奏・器楽合奏」「キーボードバンド」「合唱」「CUPS」と多岐にわたりました。そして両日とも最後は全員で「虹」の合唱でした。

 多くの先生方が聴きに来てくれて生徒たちは緊張気味でしたが、練習の成果を発揮できたようです。

 両日聴かせてもらいましたが、感激しました。生徒たちが一生懸命練習して作り上げたものを見させてもらい、聴かせてもらうのは、何物にも代えがたくうれしいものです。そのことを喜んだり感激したりする先生方がたくさんいるのもうれしいことです。

 最後の全員合唱では、その歌声に感動し思わず涙が・・・、大変素晴らしいものでした。どんなことにも一生懸命に取り組む庄和高校の生徒を誇りに思います。

 

校長通信2016 1月号(2)

 
校長通信 1月号(2)

                                                                                              庄和高等学校長 林 昭雄

学期始業式で以下の話をいたしました。

 おはようございます。新年ですから「おめでとうございます 今年も頑張りましょう」ですね。すでに部活動や補習で登校している生徒もいますが、学校としては今日がスタートです。いつも通り朝練をしていた生徒もいましたが、朝日に照らされて颯爽と走る姿やボールをける姿は、なんだかカッコよく頼もしく見えました。そのあとは先生方全員が正門で生徒のみんなを迎えました。「今年はこんな年にしよう、これをやってみよう」など、それぞれがきっと心に誓ったことがあるでしょう。それを実現できる一年にしてもらいたいと思います。

 3年生は、あと一か月で家庭研修に入ります。そして卒業を迎え、進学、そして社会人とスタートする生徒もいます。選挙権も与えられ、社会的な責任はどんどん増えてきます。当然、時間や約束を守ることは当たり前になります。希望を持って人生を歩めるよう、自分で自分をコントロールして欲しい。

 2年生は、分野別の模擬試験がある。いよいよ自分の希望する進路に向けて、実力を伸ばす時がやってきた。大いに努力して夢を叶えてもらいたい。

 1年生は、分野別の模擬授業がある。今自分が進もうとしている進路は、自分のイメージ通りなのか、実際に体験してみて、自分の思いを確かなものにして、決意をもって進んで欲しい。

 学校は、生徒のみんながどんな状態で学校生活を送っているか、いくつか調査をしています。その一つが学習時間調査です。一般的には学年が進むにつれ、学期が進むにつれ、学習時間が長くなるものだと思っていたが、実際はそうではなく残念です。2年生は1年生のころに比べて、平常、定期考査前とも学習時間が増えた生徒は3割、1年生は、1学期に比べて、平常3割、定期考査前やっと5割の生徒が学習時間を増やした。3年は残念な結果です。授業の様子や定期考査の結果を見れば一目瞭然。大学入試で推薦やAOで入学した生徒と一般試験を経て入学した生徒の学力差の問題はよく聞く話ですが、勉強するとかしないとかは知識量とともに努力できる人なのかどうかも問われている。勉強によって人間力も鍛えられるのです。高校生活も残り僅かだが、頑張って欲しい。

 授業アンケートも実施しています。先生方はその結果を見て、授業を工夫しています。それは数字もそうだが、授業を受けているみんな自身が感じる部分もあるのではないかと思います。みんなが黒板を写すだけでなく、黒板に映像が映し出されたり、自分で考えたり、友達同士で問題を解いたりする時間が増えているのではないでしょうか。みんなが授業を理解して欲しい、力をつけて欲しい。そんな想いが授業のやり方を変えるというカタチになった結果です。12月の授業アンケートではどの項目も改善されていました。

 冒頭でも話をしましたが、みんなは様々な想いを持っているのだと思います。先生方の想いは授業を変えた。みんなはどうだろう。

 お正月、定時制高校に在職していたときの生徒から年賀状が届きました。ベトナムから日本に来た姉妹。入学当初日本語はあいさつぐらいしかできない。午前中は働き、日本語の勉強をし、毎日学校が始まる前と放課後に補習を受け続けました。4年間です。姉は東京理科大学へ、妹は看護学校へ進学しました。先生方に感謝しますという内容の年賀状だったが、自分の想いを、これでもかというぐらい行動というカタチにした生徒は見たことがありません。毎日付き合った先生方も立派だが、日本語をしゃべれなかった生徒の努力がいかに素晴らしいかは容易に想像がつくでしょう。年賀状をくれた生徒は本当に努力したのだと思います。

 何かをやろうと思えば努力が必要なことはわかっている。続くかどうかも不安だ。でもそれを怖がるな、続かなくなったら友達に相談すればいい。必ずヒントをくれる。心の支えになってくれる。そんな友達がたくさんいるじゃないか。想いを実現するためには「最初の一歩が大切だ」「その一歩を、勇気をもって踏み出そう」「とにかく一歩を踏み出そう」

そういう生徒がたくさんいて、力になる友達がたくさんいる。そんな学校にしたい。

 想いをカタチにする方法はいろいろあるが、努力しないところに、行動を起こさないところに成功もない。新年に誓った目標に向けて、まずは、最初の一歩を踏み出そう。

 

校長通信 2016年1月号


校長通信  1月号
       
                                                                                       庄和高等学校長 林 昭雄
                             

 明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 校内は部活動に励む多くの生徒で活気にあふれています。一般入試に向け真剣に補習を受ける3年生や進学希望者補習に参加する生徒も見られます。

 新たなことに挑戦する、その一歩を勇気をもって踏み出せるよう、生徒たちをサポートしていきたいと思います。


 

校長通信 2015年12月号

校長通信12月号                           

                         庄和高等学校長 林 昭雄



  職員室で、昨日行った1年生の進路行事の感想文を読ませてもらっていると、「校長先生、おもしろい授業があるのですが・・」と声をかけられました。

 さっそく見学に行かせてもらいました。数学の授業です。

 先生が黒板に問題を書きます。生徒は今まで教わった定理や知識を総動員して考えています。すらすらと式を書き込む生徒もいれば、頭を抱え微動だにしない生徒もいます。しばらく息づまるような静寂の時間が過ぎました。

 先生がヒントを出しました。「(1)は余弦定理を使うんだよ」ピンと来た生徒は、解き始めます。まだシャーペンを動かせない生徒もいます。

 しばらくして、「じゃあ、隣同士机をつけて」生徒はお互いの式を見比べています。「同じだね」「えっ、違う??何で??」・・・「あっそうか、ここが違ってたんだ・・」「ここから先がわからない」といって友達に助けを求めている生徒もいます。友達の解答を見せてもらって「何でこの数字がでるのだろう?」と悩んでいる生徒。自分の間違ったところを発見して「わかった!」と笑顔。生徒はすごい。

 最後に先生が、別の解法を黒板に。生徒たちは食い入るような目で新たな解法を見つめます。あの眼差し、うれしく思います。あっという間の50分でした。

 次の時間は、グループ編成を変えて、同じようなスタイルでやるという。次も見に行きたくなりました。

 授業が終わり、授業をした先生が校長室にやってきました。「どうでしたか?」と聞かれたので、「面白かったね、生徒の目と生徒がわかったっていう感動の瞬間がよかった。最後の先生の別解法、多くの生徒は顔を上げて先生の説明を聞いていた。あの生徒たちは理解して、もっと勉強したいと思った生徒たちだった。あと少しの生徒もそうなるといいですね。」その先生は「やっている私が一番楽しかったのかもしれません」と言って校長室を後にしました。緊張と充実感あふれる授業でした。

 


 

校長通信 2015年11月号

   11月号 
                            
               
                         庄和高等学校長 林 昭雄


 10月末から11月初めにかけて、ここ庄和地区で続く素晴らしい地域行事がありました。一つは小・中・高の先生たちが集まって開催する授業研究協議会です。6月に本校で開催された第1回に続き、今回は10月28日(水)に飯沼中学校・葛飾中学校・江戸川中学校を会場に開催されました。小中高と連携しながら子供たちを育てていこうとする先生たちが多いことに感謝しています。中学校ではアクティブラーニング型授業が多く取り入れられていて、私たち高校の教員も刺激を受け、生徒の能動的学習を取り入れた授業の実施を工夫しています。
 
  11月7日(土)には、桜川小学校で、幼・小・中・高の音楽の集い「アフタヌ
 ーンコンサート」が開催されました。参加団体それぞれが日頃練習している音楽プ
 ログラムを披露し、地域の方々に楽しんでいただこうというものです。本校もお招
 きをいただいたこと大変ありがたく思っております。本校からは吹奏楽部が参加し、「勇気100%」「ようかい体操」「クレヨンしんちゃんのテーマ」を演奏させていただきました。選曲は生徒がいたしました。会場には幼稚園の子供たちもおりましたので、みんなで楽しめる曲という視点で選んだということでした。会場は子どもたちの歌声と踊りに包まれました。自分たちの技術や音楽を披露するだけでなく、周囲を気遣い、催しの趣旨に合った曲を演奏した生徒たちを素晴らしいと思ったのは私だけではないと思います。そんな生徒が育つ庄和高校をうれしく思います。
 しかし、残念なこともありました。アフタヌーンコンサートの前日11月6日(金)本校は「ロードレース大会」を行いました。距離は、男子19km、女子13kmです。体育の練習では男子5km、女子3.6kmを何回となく走っていました。全クラスを見ましたが、練習中歩いてしまった生徒は600名中2名。しかし、本番では途中歩く生徒がおりました。十分走破できる体力・脚力は備わっていたのに、やはり距離に対する恐れでしょうか、残念に思うと同時に、生徒に挑戦する意欲を持たせられなかったこと、2学期当初から「自分の心をコントロールすること」と「やり抜くこと」の大切さをことあるたびに伝えてきましたが、生徒たちの心に届かなかったことを反省しています。
 授業では、ペアワークやグループ学習、友達同士の教えあい・学びあいが盛んに行われています。進路に向けた面接や小論文の指導、補習も行われ、就職希望者は100%内定をいただき、推薦やAOでの進学希望者も続々と進路先を決めています。地域で育てていただいた子供たちをお預かりして、自ら進んで課題を解決し、仲間とコミュニケーションをとりながら社会に貢献できる人材を育てるために、これからも先生方と一緒に努力していこうと思います。

 

校長通信 2015年10月号

   10月号 
                            
               
                         庄和高等学校長 林 昭雄


10月1日の全校集会で話をした内容です。
 
 

 朝正門にいることは知っていることと思います。挨拶をしてくれる生徒も増えてきました。うれしいですね。気持ちがいい。7~8割の生徒は元気よく挨拶してくれます。あとの生徒は口は動いているが、声が小さい。大きな声を出してくれると気持ちが良い。みんなが気持ちよく元気よく挨拶しよう。

 私も55歳になるので、教え子がたくさんいます。先日、出張先で教え子にばったり会いました。その教え子が大事なことを思い出させてくれたので、今日はその話をしたいと思います。その生徒は野球部に所属していました。1学年10クラスの学校だったので、野球部員はたくさんいました。入学時は40人ぐらいいて、部員がたくさんいるから1年生はランニングやボール拾い、グラウンド整備が主な練習になっていました。つまらなくて、それに耐えられなくてやめていく者がたくさんいました。40人の部員はいつの間にか半分になり、2年生になってボールを触れるようになっても、レギュラーになれそうもない者は、やめていきました。3年生になって残ったのは10人ぐらいでした。私が出会った教え子は、その10人に残った生徒でした。でも最後まで試合には出られませんでした。最後の大会、夏の甲子園の予選もベンチには入れませんでした。野球があまり上手じゃなかったからなのです。監督さんは、その生徒が一生懸命やっているのを知っていたので、何とか試合に出そうと思っていろいろ試してくれましたが、やはり試合に出られるレベルには届きませんでした。3年生でその生徒は私のクラスになりました。もう30年も前になりますが、こんなことを話してくれたのを今でも覚えています。その生徒はこう言いました「先生悔しくないわけないでしょう、一生懸命やったんだから。でも野球へただし、試合に出られないことも仕方ないと思う。それより。3年間野球部にいてやめなかった自分をすごいと思っている。」こんな風に話してくれました。卒業して県内のスーパーマーケットへ就職しました。「今は何の仕事をしているの」内心、スーパーはやめて違う仕事についているのだろうなと覚悟しながら、すると「○○スーパーの○○店で店長やらせてもらっています。」と答えてくれました。高校卒業時と同じスーパーです。そして「あの時の経験は生きています。今もつらいことはあるけど、あの時頑張れたことが、あの時やり抜けたことが今の僕につながっているのです」と話してくれました。立派だなぁと感激してしまいました。

 やり抜くって大事なんだよ。そう思わないですか。私はそう感じました。だからみんなにこの話をしようと思いました。わかって欲しいと思います。

 さて、2学期は挑戦だ、という話を始業式でしました。みんなは何に挑戦していますか?私も何かに挑戦と思って、ロードレース走ろうかと思いましたが、誰かが怪我したときに、校長が本部にいないのは良くないので、ロードレースの練習を体育でするときに一緒に走ることにしました。1クラス1回ずつ。計12回、1日4から5KMぐらい走るらしいので、合計50KMぐらいになるでしょうか。頑張ろうと思います。苦しい時に校長も頑張っていたからあと1km頑張ってみよう、なんて考えてくれたらうれしいです。

 最後にもう一つ、4月から自分たちでルールを守ろうと話をしています。文化祭では、直す時間を与えられても直さない者がいたという残念なことがありました。今日はこれから整容検査があります、誰一人再検査に回ることがないようにして欲しい。誰かに言われてルールは守るものではない。自分たちで守るのです。君たちの自覚に期待しています。

 自分の心に打ち勝ちやり抜く心、挑戦、自分でルールを守る、自律。大切なことです。


 

校長通信 2015年9月号(2)

   9月号 (2)
                            
               
                         庄和高等学校長 林 昭雄


 第36回庄和高祭が終了いたしました。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。今年のテーマは「笑和高祭」。ご来場くださった皆様が笑顔になった時、それが本校文化祭の成功、そして生徒が笑顔になれる時と考えておりました。本校生徒たちの「おもてなし」はいかがでしたか。
 生徒たちはクラスや部活動の企画や制作・装飾などをとおして、絆を深め団結を強めてくれました。
 また、いろいろな発表をとおして、本校の教育活動や生徒の様子を知っていただくことができたと思います。これからも、さまざまなことに全力で取り組んでまいりますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。本校文化祭にご来場いただき、ありがとうございました。


 

 

校長通信 2015年9月号

   9月号 
                            
               
                         庄和高等学校長 林 昭雄


 本日の始業式で下記のような話をしました。

 

 こうしてみんなと顔をあわせることができてうれしく思います。

 大阪の寝屋川では中学生が2人殺害されました。29日の深夜には16歳の高校生が無免許で車を運転して命を失いました。一緒に乗っていた友人5人も重軽傷を負ったということです。また終戦後70年を迎え、命の尊さを思い知らされ、そして命あるものどう生きるべきか改めて考えさせられた夏でした。幸いなことに本校では夏休みに大きな事故や事件がなく、こうして皆が顔を合わせることができ本当に幸せに思います。

 さて終業式に私が話をしたことを覚えているでしょうか。

 当たり前のことを、みんなが当たり前にやってくれて、自分でルールを守れるようになって欲しい。先生方から指導されるのではなく、自分で善悪や、やって良いこと悪いことの判断ができる人になって欲しいと、話をしました。しかし、残念なことがありました。ルールの話をしたその日の夜、ルールを破り指導された生徒がいました。ルール違反はその1件だけでしたが、あの話をしたその日にです。残念に思いますし、何も話が届いていなかったことを私自身は自分を情けなく思います。

 夏休みは部活動、補習、ボランティア活動と精力的に活動するみんなを頼もしく思いました。ふとみんなが社会に出るころ、5年、10年先にどんな社会になって、みんなはどんなふうに活躍するのだろうと考えました。今日はその話をします。

まず一つ目は、ロボットや機械が発達し、生産部門の労働人口が減って、必要とされるのは知識労働者で、企画をしたり、アイデアを出したり・・、そう言う人たちが増えるのだろう。高校教育だけでなく専門性も必要になってくるし、高卒と大卒の給料差は、今1.2倍から1.5倍だけど、この差はどんどんひらいていくだろうから、みんなが大学へ入れるように、そういうルートも開かなければいけない。

 次に、グローバル化が進んでいると言われているが、みんなが働くころには、デスクの隣に外国の人が座っている、なんてことが当たり前になっているのかもしれない。京都でタクシーに乗る人の3割は外国人、駅の売店で買い物をする人の2割は外国人、身近なところにグローバル化はやってきている。日本の宿泊客も中国や韓国の人も増えている。中国語や韓国語の注意書きをよく見るでしょう。グローバル化なんて一部のエリートや外資系の会社の、自分たちとは遠い世界と考えているのかもしれないけど、どうやらそうでもないらしい。

 それから、日本の企業は終身雇用が基本で、一つの会社に入ったら、その中で企業が人材育成をしてくれて、様々な専門性を身に着けながら、ゆっくりと昇進していくという仕組みだった。一方欧米は、会社がある戦略をきめると、必要な人が集められプロジェクトチームが作られる。目的が達成されるとプロジェクトは解散する。働く人は自分のできることを自分で磨き増やしていかない限り仕事がなくなる危険がある。日本が一気に欧米のようにシフトするとは思えないが、それに近い職場環境になるのだろう。自分で新しいことに挑戦し、キャリアアップをしていかない限り生き残ることも難しくなる。

 だから、となりの外国の人と英語で意思疎通ができるようにしなければいけない、異文化の人たちと意見交換できるようにしなければいけないし、議論できるようにならなければいけない、自分から進んで勉強できるようにしなければいけないし、プレゼンもできなくちゃいけない、いろいろやることあるなぁ・・。なんて考えました。

 こうしたことは、今のみんなにとっては、新しい挑戦なのです。新しい自分に向かって挑戦しなければいけないのです、そんな時がやってきています。

 2学期は行事がたくさんあります。まず文化祭、これまでとは違った発想で、新しいことを成し遂げてもらいたい。新たな挑戦です。2年生は台湾への修学旅行。日本語が公用語でないところへの旅行。中国語や英語でコミュニケーションをとることになる。これも新たな挑戦です。ロードレース大会もあります。完走、そして1秒でも早く走れるように、これも挑戦です。定期考査を頑張ろういう人もいるでしょう。今まで1週間前からの準備だったが、2週間前から準備してみよう。これも挑戦です。新しい自分へ挑戦する機会がたくさんあります。

 

 歴史上偉大な人物はたくさんいます。偉大な人物の伝記を読むと、彼らが勝利する相手は決まって自分自身です。すごいことをやりなさいと言っているわけではない。たとえば部活動に入っている人は、毎日朝練やってもいいじゃないですか、1日20分でも。1週間だけなら気まぐれ、雨の日も風の日も雪の日も1年続き、2年続き、そして3年続いたら、これは素晴らしい人です。誰が考えても素晴らしい人です。毎朝10分早く学校に来て勉強する。1年続き、2年続き、3年続いたら素晴らしく素敵な人です。

 多くの人が何かに挑戦して欲しいと思います。何かに挑戦する姿をたくさん見ることができる2学期になるよう期待をし、始業式の式辞といたします。頑張りましょう!

 

校長通信 2015年7月号

   7月号 
                            
               
                         庄和高等学校長 林 昭雄


 今日で期末考査が終わりました。午後から3年生の「子どもの発達と保育」受講者55名が、近隣の2つの幼稚園で実習をさせていただきました。
 実習の様子を見学させていただくと、園児たちが生徒に磁石のようにくっついている・・・!訪問した私を見ると生徒はあいさつしてくれたので、みんな余裕があったのでしょうかね。園庭を楽しそうに走る生徒、お弁当を食べさせている生徒、一緒にお遊戯している生徒、本の読み聞かせを手伝っている生徒・・・。園児たちと同じ目線で、園児たちの目を見て、やさしそうな笑顔で話す生徒をみると、普段学校で見る生徒より何か大人びて見えました。将来保育園や幼稚園の先生になろうとしている生徒は、こうした経験をとおして自分の意思を固めていくのでしょう。学校で見せる笑顔より輝く笑顔を見ることができましたがちょっと悔しい。生徒の笑顔が輝く学校にしなければと私もエネルギーをもらいました。
 生徒たちを受け入れてくださる近隣の皆様方がいてくれるからこそ、こうした取り組みができます。改めて感謝申し上げます。地域の皆様に支えられて自分たちがいることを生徒も感じたことでしょう。地域の皆様にもっと信頼される学校になれるよう頑張りますので引き続きご支援ください。よろしくお願いします。

 

校長通信 2015年6月号

   6月号 
                            
               
                         庄和高等学校長 林 昭雄


 今週末は、いよいよ期末考査となりました。朝校舎を一回りすると、あちこちの教室に生徒が数人います。始業の1時間も前から勉強している姿を見かけます。期末考査に向けてラストスパートでしょうか。
 昼休み、中庭から「ハッピーバースデー」の歌声が聞こえてきました。3年生の誕生日のようです。
 真面目さと楽しさ。庄和高校らしい一日です。

 

校長通信 2015年5月号(1)

   5月号(1) 
                            
               
                       庄和高等学校長 林 昭雄


 部活動の大会があるため、GWウィークとは名ばかりの連休が終わり、学校は通常の様子に戻りました。体育の授業では持久走の記録をとっています。「頑張れ!」の声援を受け懸命に走る生徒の姿が見られます。それも毎時間。「頑張れ!」の声は途切れずに1日中校長室に聞こえてきます。仲間の力走をたたえる拍手もたくさん聞こえてきます。放課後にはグラウンドや体育館で生徒たちが練習に励んでいます。校舎からは吹奏楽部のパート練習の音が聞こえてきます。何気ない、あたり前の学校の様子ですが、様々なことに一生懸命に取り組む生徒が、私にはとてもうれしく感じます。

 この連休中、関東大会の予選が各地で行われました。本校は野球部と陸上部が地区予選を突破して県大会に出場し、女子サッカー部がリーグ戦を突破してトーナメントへ進みましたが、他の種目は予選敗退が続きました。負けて大泣きしている生徒や大差をつけられた相手に「勝ちたい」と言っていた生徒。「そういう相手に勝つにはどれだけ練習をしなければいけないのか、つらい練習もあるのだけどわかっているの?それでも勝ちたいの?」という私の問いかけに「はい」と力強く答えてくれた生徒もいました。

 5月3日の大凧あげ祭り、4日の大凧マラソンではボランティアとして運営に協力する生徒もたくさんいました。5日は本校が作った「庄和」の文字が入った大凧(縦4.5m×横3m)を生徒・保護者・教員で揚げました。

 5日の午後に演劇部の春季高校演劇祭を見たときの最後の一言が胸にジーンときました。「みんな一生懸命なんだ。」

 本気で取り組もうとする生徒に本気で向き合う先生たち。私も頑張らねばなりません。

 

 

校長通信 2015年4月号(2)

   4月号(生徒会の意気込み) 
                            
               
                        庄和高等学校長 林 昭雄

  今日は、生徒会長さん、副会長さん2名と校長室で話をさせてもらいました。
  その中で「地域の方々に愛される庄和高校にしたい!」と力強く語ってくれまし 
 た。
  正門での「あいさつ運動」もスローガンを決めて取り組みたいし、今年から毎月第
 1水曜日は学校周辺の清掃活動を行っています。また地域のイベントには積極的に参
 加させていただき交流を深めていきたいと思います。と話してくれました。
  3人とも自分の考えをしっかり持った素晴らしい生徒でした。生徒会をはじめ生
 徒、そして先生方と「地域に愛される庄和高校」を作っていきたいと思います。役員
 改選となる10月まで、よろしくお願いします。

 

校長通信 2015年4月号

   4月号
                            
庄和高等学校長 林 昭雄

 

「雪が降る入学式」は教員人生記憶にありません。入学式の式辞は、・・・・・の佳き日、と春を連想させるフレーズで始まるのが通例のようですが、生まれて初めて式辞を読む私は、はて、どうしようかと悩みました。桜はもうない、あたたかい日でもない、春とは縁遠い入学式だったからです。

 式辞では、「とにかく一生懸命、本気で取り組むこと」を求めました。学校は楽しく、ワクワクする場所でありたいが、一生懸命取り組んだ先に真の楽しさが待っている、それをみんなで探しに行こう!と呼びかけました。始業式で2・3年生にも同様のことを話しました。

 4月も半ばになり、やっと春らしく暖かくなってきました。体育の授業では、元気のよいかけ声がグラウンドに響いています。吹奏楽部は昼休みに中庭でミニコンサートをやっていました。授業の参観も始めました。先生の顔を見て話を聞き、うなずく生徒。質問に大きな声で答える生徒。キラキラした眼差しを見るのはとても幸せです。少しずつ生徒の名前を覚えていますが、まだほんのわずかです。

 校舎の上の方にある教室から外を見ると、周囲を緑で囲まれた本校の環境がいかに素晴らしいものであるか、よくわかります。木々の緑がきれいで、さわやかな風が吹き抜けていく教室。そこで真剣に勉強する生徒を見ていると、いい学校だなぁとつくづく思います。

 「本気で取り組もうとしている生徒に、本気で向き合って欲しい」と、先生方にも話しました。野球部が久々に地区予選を勝ち抜き、県大会出場を決めてくれました。これから各部の大会が始まります。本気になった生徒と出会うのが楽しみです。


 

校長通信 2014年11月号

     11月号
                   
庄和高等学校長 松村和則

 先日、統計数理研究所が昨年実施した「日本人の国民性調査」が5年ぶりに発表されました。その中で、日本人が選んだ日本人の長所は、「礼儀正しい」、「勤勉」がそれぞれ77%、「親切」が71%となり、いずれも過去最高で、特に「親切」は5年前に比べ19%増える大きな伸びだったようです。同研究所の分析によると、震災からの復興に向け助け合う被災者や、それを支えるボランティアたちの活動を見て、親切心などを日本人の長所と捉える人が増えたとみているようです。

 大災害の後でも暴動も起きず、秩序だった生活をおくる日本人を、世界中が称賛したのは昨年の校長通信でも紹介したとおりです。こうした海外からの報道を見聞きして初めて、日本人の素晴らしさに気が付いた人たちも多いのではないでしょうか。時に自分たちの外のコミュニティにも目を向け、関心をもつことで自分たちの本当の姿が見えてきます。本年度の「世界がわかる授業」シリーズはEU、アメリカに続いて、今月には第3弾の中国編が開講されます。㈱チャイナワークの孫社長に来ていただき講演をお願いしていますので、西欧社会とは違った世界観をもつ中国(人)の話も楽しみにしていてください。

 さて、皆さんのほとんどは埼玉県や千葉県の生まれ育ちだと思いますが、この地域が生活面でどれだけ恵まれているか考えたことはありますか? まず何と言っても気候がいい。特別暑くも寒くもなく冬も大雪に見舞われることもなければ大きな自然災害も少ない。次に日本の中心である東京に近い。経済的にも文化的にも娯楽面でもすぐ傍に一流のものが揃っている。高校生でいえば、家から通学できる大学や専門学校なども五万とある上に公共交通機関が発達している。そして一方では適度な自然もまだ周りに残っている。

 これだけ恵まれた生活環境を有している地域は、日本中探してもそれほどないと思います。私の故郷で言えば、冬は寒く雪に埋もれ、部活では12月~2月はグラウンドが使用できません。通学の手段は徒歩か自転車しかなく、大学に進学しようとすれば地元の国立大以外は家から出て一人暮らしをする他ありません。また、立派な博物館や美術館もなく芸術に触れることも困難です。

 しかしながら、皆さんはこの地域の大きなアドバンテージを十分に認識していないのではないでしょうか。この恵まれた環境を当たり前だと感じていませんか。もっと大きく捉えれば、日本という国で生まれ育った幸運を考えてみてほしいと思います。これだけ安全で経済が発展し、歴史や文化に優れ教育環境も進んだ国もそうはありません。ただし、ラッキーにあぐらをかいているのでは、他の厳しい環境を克服してきた人たちには敵いません。皆さんにはこのアドバンテージを最大限に活かして更に上を目指して欲しいと強く願っています。ある知合いの先生は初めて特別支援学校に転勤し、離任式の際に健常な生徒を前にこう語りました。「特別支援の子たちは障害を抱えながらも、できることを精一杯やろうとしている。皆んなはできるんだから、もっとやろうよ。」


 

 

校長通信 10月号

校長通信  10月号  庄和高等学校長 松村和則

ジョン・F・ケネディ、今から52年前,1961年に就任した、ボストン出身のアメリカ合衆国第35代大統領です。暗殺事件であまりに有名ですが、合衆国歴代大統領初のアイルランド系大統領としても、当時大変注目されました。

 米国では、いまでも人種や民族による職業のステレオタイプ(Stereotype:固定化されたイメージ)が存在します。例えば、中国系の人はクリーニング屋さん、インド系ならタクシードライバー、そしてアイルランド系は警察官か消防士といった具合です。

 アイルランドからの米国移住は、イギリスやフランスとは大きく遅れ、19世紀の中ごろから始まりました。アイルランドで100万人もの餓死者をだしたいわゆるジャガイモ飢饉から逃れる為です。当時事実上のイギリス植民地であったアイルランドからの移民は、同じ白人であるにもかかわらず、社会の最下層として取り扱われ、満足な職業に就くことも出来ず、危険な職場である警察や消防で働くことが多かったようで、これがアイルランド系の職業のステレオタイプとして未だに生き残っているわけです。 ケネディは、こうした差別を受けてきたアイルランド系から初めて大統領になった、という意味で大きな注目を浴びました。

 私が米国で仕事をするにあたってボストン大学で必死に英語を勉強していた頃、ポータースクエアという地下鉄の駅を上がると、大きな看板が掲げられていました。そこには、Ask not what your country can do for you, ask what you can do foryour country. と書かれていました。有名なケネディ大統領の就任演説の一部です。“国があなたに何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何ができるのかを問うてほしい”と訳されます。

 世の中には、常に組織のリーダーとして先頭に立って他の人たちを引っ張っていく人がいます。様々な活動の中心的な人物として目立つ人もいます。高校生でも部活動で優秀な成績や結果を残し表彰を受けることがあります。これらはそれぞれに素晴らしいことで、生来の素質や能力に努力や研さんを重ねた結果であり、称賛を受けて然るべきものだと思います。しかしながら、その陰ではリーダーを支えて組織との一体感に苦心する人や、目立たなくとも補佐的な役割を熱心に行う人や、レギュラーになれなくても3年間精一杯部活動に打ち込んだと胸を張れる高校生もいることを忘れてはなりません。

 文化祭、体育祭と大いに盛り上がった今年の庄和高祭、文化祭実行委員や有志企画で発表してくれた生徒、またリーダーとして団をまとめ上げた者や各競技で優勝した者など目立った生徒がいる中で、クラス企画を成功させよう、団活動のパフォーマンスを上げようと目立たなくても一生懸命努力した生徒がいます。庄和高祭後に各クラスで“庄和高祭ちょっといい話”を生徒から集めてみました。その中で上記のような素晴らしい活動を行った生徒がいましたので、この誌面を借りてご紹介します。

 3年1組 片岡 優次 君

  “文化祭では皆が休んでいる時も、文句も言わずに準備をしてくれ、体育祭のダンスを後輩を含め夜遅くまで教えてくれた”(多数のクラスメートの要約)

 1年4組 藤田 広海 君

  “文化祭一般公開の日、お客さんのスタンプカードにただサインするだけでなく、心温まる一言を付記しクラスでのおもてなしの心を表現してくれた”(クラスメートの要約)

 庄和高校は、このように友達やクラスや学校のために一生懸命活動してくれた生徒たちを積極的に評

価する、そういった学校でありたいと思います。Askwhat you can do for someone.

 

校長通信9月号

校長通信  9月号  庄和高等学校長 松村和則

 Lets go make it happen !” 営業部長をしていたマリオ・ヴィグリオッティが、部下に向かって好んで使っていた言葉でした。私が米国ボストンで企業経営をしていた頃の話です。

 でも、何となく英語的に変だと感じませんか?彼が口癖で使っていた、このフレーズは、実は英語圏では通常は存在しない言い方です。皆がよく知っている“Lets go !”は普通に使われます。また“Lets make it happen !” もよく会話の中で使われます。共に「よし行こう!」とか「やってやろうじゃないか!」という意味で、チームやグループのリーダー格の人間が、他のメンバーに向かって、皆の気持ちを鼓舞する時に使われます。

 マリオは、イタリア・ナポリ郊外の農家で生まれ育ちました。20代の頃に米国に移住し、当時でも30年近く米国で暮らしているのに発音も文法も日本人からすると「こんなんでいいのか?」と思うほど決して上手とは言えないイタリア訛りの強い英語を話していました。しかしマリオは持ち前のイタリア人らしい明るさと、人なつっこさと、そしてオシャレのセンスの良さ社員と顧客には大の人気者でした。ある日私は、秘書のキャロルに聞いてみました。「マリオの英語は間違いも多いけど大丈夫なの?」と。彼女の答えは、「大丈夫よ、言いたいことは伝わってるから」。要するに、言葉は100%正確でなくても、熱意や誠意があれば、気持ちは伝わるということです。

 8月にはニューヨークから大変うれしいニュースが入ってきました。ヤンキース・イチロー選手の日米4千本安打の達成です。達成後の会見で感銘を受けたのは「4千のヒットを打つには8千回以上悔しい思いをしているが、その悔しさと常に向かい合ってきたのは自分の誇りだ」と言ったことです。 

間もなく916日からは高校生の就職試験が全国一斉に開始となります。また、進学や公務員を目指す生徒もこれから進路の本番を迎えます。実際の面接では練習したようにスラスラ話せないこともあるでしょうが、受験する会社や学校に“入りたい!”という気持ちをどれだけ相手に伝えられるかが肝心です。そして、身だしなみや高校生らしいはつらつさと明るい笑顔も大きなポイントです。積極的にあいさつをしたり笑顔で人に接することなど、コミュニケーションにおける言葉以外の大切さを認識するのは、単に進路活動の中だけでなく今後何十年と社会で生きていくための大切な財産となることでしょう。

さあ、庄和高校3年生の諸君、Lets go make it happen !!

 

校長通信6月号


校長通信  6月号   庄和高等学校長 松村和則

 

1980年代、米国では日本との貿易不均衡から“Japan Bashing(ジャパン・バッシング=日本叩き)”が起きました。日本からの小型車を中心とした輸出と牛肉や柑橘類などの日本の輸入制限措置が問題視され、日本車をハンマーでたたき壊す過激なパフォーマンスまで行われました。バブルが崩壊しアジアにおける日本の地位が低下した1990年代からは“Japan Passing(ジャパン・パッシング=日本素通り)”と言われ、米国の興味や関心は経済発展の目覚ましい中国に移ることになりました。そして失われた20年を経過した現在では、“Japan Nothing(ジャパン・ナッシング=日本無視)”とまで揶揄される時代となってきました。

 確かにGDP(国内総生産)は2010年に中国に抜かれ世界第3位に転落し、国際競争力ランキング2013でも世界24位に過ぎず、台湾(11位)、中国(21位)、韓国(22位)よりも下位に位置付けられています。また国際学力調査(PISA)でも日本は十年以上前のような世界のトップクラスの実力を持ち合わせていないことがわかります。

 しかしながら、これらとは別に興味深い統計も出ています。

    世界に良い影響を与えている国ランキング(イギリスBBC 2012 22ケ国中)

日本 1位 (ドイツ2位、中国5位、米国8位、韓国12位)

    世界でもっとも歓迎される観光客ランキング(Mandala Research 2012年)

日本 1位 (最下位米国)

    世界平和度指数(イギリスエコノミスト紙 2012年)

日本 5位 (アイスランド1位、デンマーク2位、韓国42位、中国89位)

 例えば、日本人観光客が世界から最も歓迎される理由は「マナーやエチケットをよく守り、礼儀正しく物静かで、クレームや不平が少ない」だそうです。一方最下位の米国は「話し声が大きく服装がだらしない」がその理由となっています。 

日本人あるいは日本で育った者の最大の美徳で、世界中の人から尊敬される点がまさに「ルールを守る」「礼儀正しい」ことなのです。2年前の東日本大震災のおりにも、関東全域で5百万人を超える帰宅困難者が発生しましたが、暗闇の中を粛々と自宅に徒歩で帰る人の群れに諍いは起きず商店への略奪も発生しない現象に、世界は驚嘆しました。他の国では考えられない日本人の精神性の高さが大きな称賛を受けたのです。このように日本人は世界に誇るべき特質をもっているにも関わらず、それらをどこかに置き忘れてきたのではないかと思われる生徒が本校には相当数存在しています。いくら注意しても制服の着方を直さない、イヤホンをしたままスマホを見ながら自転車に乗る、あいさつができず敬語が使えない。

 本年度から校長自ら先頭に立って生徒指導をおこなっています。職員にも学校全体で取り組んでいくと宣言しています。それは生徒の登下校時の安全確保や地域からの信頼を獲得することと併せて、日本人としての誇りと美徳を生徒たちにも自覚してほしいと心から願っているからです。先日ザックジャパンがW杯本大会に出場を決めた夜、喧噪の渋谷交差点で警官は群衆にこう呼びかけました。「日本代表はルールとマナーを守るフェアプレイのチームとして有名です。12番目の選手である皆さんもルールを守ってください。」と。

 

校長通信

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